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この対比は、フランス革命の前と後の、欧州諸国の軍隊のあり方の対比と似ている。フランス革命前、欧州諸国の軍隊は「職業軍人」(金で雇われた兵士)と、戦意の低い強制的な徴兵要員で構成され、戦争は政府にとって莫大な金がかかり、あまり強くなかった。しかしフランス革命で、国家は「人々のもの」(主権在民)となり、国家の主人公に祭り上げられた人々(国民)は、無償のやる気(愛国心)を発揮し、国家のために喜んで兵士になって戦死し、喜んで納税して戦費をまかなうようになった。 世界初の国民国家の「近代的」な軍隊を持ったフランスのナポレオンは、職業軍人や強制徴兵員で構成された他の欧州諸国の「前近代」の軍隊より、はるかに強かった。欧州諸国の王侯貴族は、競って自国を国民国家に仕立てることをめざした。フランス革命(国民国家革命)が、全世界の諸国に拡大していく「近現代(モダン)」が始まった。近代国家には、国民をその気にさせるプロパガンダが必須になった。
米ネット著作権法の阻止とメディアの主役交代